0324_504_280

もうすぐ入学シーズンが到来! 学生は新学期や入学式に気持ちをあらため、勉学に励もうと意気込む季節。学問を頑張ろうと、はりきっていることと思います。

教育者で慶應義塾大学の創始者でもある福沢諭吉が『学問のすゝめ』を著し、勉学に励むことを説いたことは有名ですが、実は、もうひとつ奨励したものがあることをご存知ですか?

江戸時代に禁止され、明治になり解禁された肉食の普及に貢献し、“肉食のすゝめ”を説いて回ったのも、実は福沢諭吉でした。自伝『福翁自伝』によると、若いころから食欲旺盛で食に対する好奇心は強かった福沢諭吉。その興味は西欧食にも向かい、明治期には自身が創立した慶應義塾の食堂のメニューにも、取り入れていたのだそうです。

明治になり、天皇自ら肉を口にし、国を挙げて推進していた肉食。そんななか、福沢諭吉は築地に設立された牛肉販売会社「牛馬会社」の求めに応じて1872(明治3)年に、肉食の宣伝用ともいえる『肉食之説(にくじきのせつ)』も発刊。

そのなかの一節に、「今我國民肉食を缺て不養生を爲し、其生力を落す者少なからず。即ち一國の損亡なり。」という内容が綴られています。つまり、「今の日本国民は肉食をしないので、不養生になって活力がないものが少なくない」といって肉食を薦めているのです。

これぞ『学問のすゝめ』ならぬ「肉食のすゝめ」!

ちなみに牛肉や豚肉は、やる気や集中力を高めるビタミンBを多く含んでいます。学生や社会人の皆さん、お肉をしっかり食べて、気合いを入れて4月からの新生活を送ってくださいね。

新生活はみんなでお肉パーティーだ!イェーイ!

[参考]

『新訂 福翁自伝』福沢諭吉著(岩波文庫)


2014年03月24日更新

お肉関連情報(肉全般)

新生活に“肉食のすゝめ” 福沢諭吉が薦めた肉食文化とは!?