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体臭と食生活は密接な関係にあり、日頃、どんな食生活をしているかで、体臭の「種類」や「濃度」に大きな影響を及ぼすと言われています。

体臭に特に影響を及ぼす食材は、皆さんが大好きな「お肉」。好きだからといって、肉ばかり食べていたら、体臭がキツ~くなってしまうことも。

原因のひとつは肉類に含まれる動物性脂質。これが分解されると、皮脂腺から酸性臭が出やすくなります。また、同じく肉類に含まれる動物性蛋白質が腸内で分解されると、アンモニアなどの「ニオイ物質」へと変化してしまいます。このニオイ物質は腸内から血液中へ流れ、そこから体臭として“放出”されてしまうのです。

う~む、困った。肉を食べながら、体臭を抑える方法はないのでしょうか……?

「もちろん、ありますよ」

ステキな笑顔でそう教えてくれるのは、管理栄養士の北嶋佳奈さん。

「一番効果的なのは食物繊維を多く食品を摂ること。例えばごぼうやきのこ、さらにわかめやもずくなど海草類などがオススメです。食物線維は腸内に出来たニオイ物質を、体内に吸収するのを抑えて、外に排出してくれる働きが期待できます。あと、お野菜全般もいいですね。ただサラダなど生で頂く場合は、摂取量がどうしても少なくなってしまいますので、煮たり蒸したものをより多く摂ることが大切です」

その他に梅干し、バナナ、ぶどう、リンゴ、酢なども体臭予防効果が期待できるそうです。さらに腸内環境を改善させる発酵食品も同様の効果が得られるのだとか。

「発酵食品と一口に言っても、大きく動物性のものと植物性のものに分けられますが、植物性のほうが動物性よりも過酷な環境に強く腸まで届きやすいので、みそや納豆などの植物性の発酵食品を摂る方が好ましいです」

飲み物で体臭を消す方法についてはどうでしょうか? 例えばココアなどは、腸内の善玉菌を活性化させ、悪臭を抑える働きがあるとされていますが……。

「効果がないわけではないですが、ココアを牛乳で溶かしたら、動物性タンパク質を飲み物でも摂ってしまうことになります。そうであれば、最初からなにも加わっていないお水を多めに摂る方が効果は高いと思います」(北嶋さん)

そもそも体臭の原因は食事だけではありません。精神的ストレスは生理機能を低下させて、体臭の原因にもなるし、酒やタバコも体臭に影響を与えます。また、いくら体内環境を改善しても、体を清潔にしていなければ臭いは発生してしまいます。

肉は人間にとって必要なタンパク源。美味しくお肉を食べながら、日頃ちょっとした工夫や意識を心がけてみませんか。

自分ではなかなか気付かないよね…


2013年11月18日更新

健康・栄養

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